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【ジャンプSQ6月号】遠藤達哉 新連載「月華美刃」が少年漫画で王道で最高だった件

gekkabijin_01_0001.jpg
 
ジャンプSQ、普段はあんまり目を通してないんだけど、たまたまコンビニで見た表紙に「遠藤達哉 新連載」の文字。
おお、「TISTA」の人か。と最初のページをめくり、読み進める内に引き込まれる自分に気づく。これ面白いぞ、とそのままレジに持って行く。家でじっくり読もうって寸法よぅ。68Pで長いしねぇ。 
 
 
で、仕事が終わって帰宅してさっそく続きを読んでみる。
 
泣いた。
銀后のラスト付近の笑顔が、強くてかっこよくて泣いた。
カグヤ姫がまっすぐで、だけど力が足りなくて挫折して泣いた。 
最高だった。
 
(以下ネタバレあり。注意)
 
 
gekkabijin_01_0027a.jpg
 
 
gekkabijin_01_0035a.jpg 
 
遠藤達哉の新連載「月華美刃」。
元は2000年ぐらいに読み切りで掲載された同名タイトルの作品を、このたび書き直して新連載にもってったらしい。ということは作者的にかなり思い入れがある作品だということだろうか。
  
で、新連載としての第1話。
正しく、少年漫画的フォーマットを踏襲しつつ遠藤達哉にしか出せない味を加えており、コマから匂い立つ「ワクワク感」がハンパない。68Pという大容量にして、ダレることなく最後まで一気に読ませる展開は、さすが"実力派"遠藤達哉というところだろうか。面白いです、マジで。
 
 
自分個人の遠藤達哉作品のイメージは、「戦う女の子」でありたぶん世間一般のイメージもそんな感じだと思う。前連載の「TISTA」は殺し屋の女の子を主人公にしてはいたが、それまで遠藤達哉が描いていた「戦う女の子」とは意識的にフォーマットをずらしてキャラ造形(内気で内省的)を行っていたのに対し、今回の「月華美刃」では「強く」・「まっすぐ」・「体当たり」なキャラに戻しているのが印象的。
 
で、思うんだけど遠藤達哉の描く「戦う女の子」がなぜこうも魅力的なのか、ということについて、実はセクシャリティを排除しているがゆえに、「少女」としての魅力が強調されていることにあるのではないか、ということを今日、月華美刃を読んで感じた。
 
主人公のカグヤは「お転婆」という言葉よりはむしろ「少年的」な性格。
 
gekkabijin_01_0034a.jpg 
 
しきたりや従事達の言葉に逆らっては城の中を駆け回り、机にむかうより刀を振り回しているほうが得意。堅苦しい城か抜け出すために抜け穴を掘って脱出したりと、かなりの行動派である。
描かれるカグヤの表情も崩したものが多く、言い換えれば取り繕っていない描き方だ。

そのプロットだけ見るならば主人公は”王女”ではなく”王子”でもかまわないが、読者が「この子はおきゃんじゃのう」とイメージが固定されるあたりのタイミングで、遠藤達哉はカグヤの持つ”弱さ”を描く。
 
gekkabijin_01_0032a.jpg 
 
gekkabijin_01_0031a.jpg
 
これが抜群の効果を生み出しているのだ。
この弱さを描くために、言い換えれば遠藤達哉は「強い少女」を描いている、といってもいい。これを描かれたら読者は主人公に感情移入し、主人公の味方たるを誓わざるをえない。だってこんなに良い子じゃん! ってな具合なのよ。
 
 
そうしてまんまとハートを鷲掴みにされた読者は、カグヤを陥れようとする卑劣な敵に怒りを覚えてしまうって展開ですわ。敵は皇位を我が物にせんと、テロリストを裏で扇動する分家の大臣。よくある構図ではあるが、それゆえにわかりやすく、またこいつらがいい感じにクサレ外道なので、ますます「戦う女の子」たるカグヤを応援せざるをえない。ぶぅっとばぁすぞぅ。
 
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いい表情だな。俺、こういうおっさん好きよ。小物でさ。
 
以上の構成を1Pから、丹念に描いているので第1話ラスト付近のテロリスト襲撃シーンではかなりの盛り上がりを見せてくれる。
結果としてカグヤは敗北し、脱出用宇宙船でカカロットよろしく地球に流されるわけですが、銀后とカグヤの、最後らへんの親子の会話はもう、オイラの涙腺を刺激していけねえよぅ…。
  
gekkabijin_01_0029a.jpg 
  
陛下、かっこよすぎる。
そんでカグヤの鼻水垂れ流しの身も蓋もない泣き顔にまたグッとくる。主人公のスタート地点はやっぱり挫折から始まらんとだよね。
 
 
そして物語は次なる展開へと進むわけだが、ラストに出てきた次の話のキーとなるであろうキャラクターが、いい意味で予想を裏切るので、次への期待が高まるっちゅうねん。
まあ、名前からしてカグヤ姫だし、月から地球に落ちたら竹取のじいちゃんに拾われるのがスジなわけですが。
 
gekkabijin_01_0026a.jpg
 
こんな強そうな竹取の翁がいるか!w 茶ァふいたわ!
しかし面白そうな新連載が始まったもんですな。これはジャンプSQも毎月買わんといかんかのう。
 
Category | 月華美刃
   22:35 | Trackback:0 | Comment:2 | 
 
 
 
 
 
Comment
 
 ORE [URL] #X.Av9vec
月華美刃は10年くらい前のジャンプで読み切り版があったんだそうな。
サブタイ(?)的に何部作かにわかれての構成っぽいですしこれからが楽しみですね。


ジャンプSQは創刊からお世話になっているのですが個人的には結構読み応えがあって好きです。
元ジャンプ連載陣はもちろん、個人的には「貧乏神が!」とか好きですね。

rabitbikeさんに良き出逢いを。
(隠れジャンプっ子。  2010.05.20 Thu 00:16 [Edit]
 rabitbike@管理人 [URL] #Vdz.lraQ
>OREさん
友情努力勝利!(あいさつ)
OREさん、ジャンプっ子だったのかー(笑) でも隠れって何から隠れてるんです?サンデーっすか?w
SQはたまに読んでましたが、ジャンプ本誌とも月ジャンやウルジャンとも違うテイストがあって、面白いですよね。
今回始まった月華美刃が面白かったので、これは毎月購入せざるをえないですわー。
>個人的には「貧乏神が!」とか好きですね。
お、たしかジョジョネタがあったやつですね!w こちらも面白そうですねー。
  2010.05.20 Thu 00:44 [Edit]






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