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大須賀めぐみ・伊坂幸太郎「魔王 JUVENILE REMIX」 7巻感想

Scan10042aa.jpg

 

原作付きとはいえ、”REMIX”の名が示す通りもはや大須賀めぐみ版「魔王」として、伊坂幸太郎作品のエッセンスを貪欲に吸収。

挙句、実に少年マンガとして正しいエンターテイメントを身につけたこの作品は、こと、ここに至って一つの頂点を迎えたかに見えた。

それが第7巻の「第一章 安藤」のラストシーン。

 

 

あれだけの盛り上がりを描いてしまったからには、続く第二章では、いくらかテンションがダウンしてしまうだろう、と、サンデー連載時には思った。

 

 

第一章の盛り上がりのまま、どうやって続けるというのか? 

原作における第二章「呼吸」は、第一章から数年後に、潤也が心の喪失と向き合う話だ。

読んでいる者の心に、静かに染み入るような深い余韻を持たせる章なのだ。

連載を読んでいた僕は、サンデー版「魔王」は第二章で仕切りなおし、少々スローダウンした後にまた盛り上がるのかな、という予想を立てた。

 

 

結果から言うと、僕が間違っていたのである。

サンデー連載時において第一章「安藤」の終了後、1週(たった1週!)の休載を挟み、再開された第二章の「潤也」は僕の予想を超えていた。

 

 

第一章のラストで入れたトップギアを緩めるどころか、更にきつく絞り、怒涛のような次の「魔王」を描き出したのだ。

 

 

(以下、魔王 7巻のネタバレあり)

というわけで、待望の7巻! 感想です。

いやー、なんでこんなに面白いんだ魔王。

 

第一章「安藤」のラスト、そして続く第二章「潤也」のスタートを収録した第7巻は、とりあえずPCを質にいれても買え! な内容。

まだ読んでない人は、あるいはもう買った人は第1巻から読み返す作業に入るんだ。

そして安藤の生き様に泣け! 安藤! 安藤! 巨乳! おっぱい!

オパーイ! オパーイ!

レロレロレロ・・・・。

 

 

ハッ いやこれは違います。誰かが僕の口を借りて勝手に・・・!

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

P1000887a.jpg

 

 

こっから、完璧に7巻読んだ人向けの感想になりますけど、みんなテンションあがってるかーい!!

連載時も無茶苦茶興奮したけど、単行本でまとめて読むとやっぱすっごい盛り上がる。

 

何が熱いって、第一章「安藤」の終盤。グラスホッパー決起集会に乗り込み、犬養を失脚させようと満身創痍になりながら進む安藤ですよ。

蜂やらマスターやら警察やら群集やら、入り乱れて混乱の極地である決起集会。

決して直接戦闘向きでないはずの、ささやかな能力「腹話術」を使い血路を開いてく安藤・・・!

血まみれで! ボロボロになって! それでもお前は進むのか安藤ーーー! 

 

安藤の何がかっこいいかって、まず能力であるところの「腹話術」なんて、絶対主人公の能力じゃないですよね。

ちょっとした脇役とか、物語の彩を添えるぐらいの、賑やかしで終わりそうな能力。

でも安藤は考えて考えて考え抜いて。

工夫して粘って勇気を振り絞って、敵に立ち向かっていくその姿が誰よりも”主人公”ですよ。

だって、「腹話術」の能力で、クレーンとか易々と曲げちゃうような「空気の手」なんて能力の敵に勝てると思う?

でも安藤はやってのけるんだぜ。

 

そして能力の副作用でボロボロになりながらも前に進む安藤・・・。

 

決起集会の混乱の中、犬養にようやく手が届く距離まで来たところで、安藤の体はついに・・・!

ここは涙なくして読めない展開。何と言うアンチクライマックス。

原作で知っているとは言え、以前から「死の予感」を漂わせていた安藤。実際にこうなると「マジかよ安藤! 立て! 立つんだジョー!」と思わざるを得ない。立つんだ安藤!

 

でも、安藤が立ち上がることは、ついに叶わなかったのでした。

 

死の間際。

安藤のモノローグがひたすら穏やかで、自分の選択した行動に悔いを残してないことが、一つの救いとして読めます。

宮沢賢治の詩に乗せて語られる安藤の心情はあくまでも穏やか。7巻まで読んできた僕ら読者は、これまでの安藤のがんばりを知っています。

「安藤頑張ったな・・・。おやすみ」と、言いたい。目を瞑り、どこか満足そうな表情を浮かべる安藤の顔が今は切ない。

 

死に際に安藤が思ったことは、やはり残していく弟・潤也のこと。

最後に安藤に向けて語られる言葉は、潤也の「消灯ですよ」でした。

 

P1000891a.jpg

 

P1000894a.jpg

 

 

 

 

 

 「おやすみ。潤也。」

 

 

 

 

 

なあ、俺、泣いていいですか?

おやすみ・・・、安藤! ありがとう! 安藤!

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

既にrabitbikeさんは目ぇ真っ赤。ほんとにもう・・・。

死に際、残していく潤也の身を案じ、潤也に「何か残せたらいいのに」と願う安藤。

 

P1000909.jpg

 

うわー。伏線キタコレ。

そして物語は第二章「潤也」へ・・・・。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

兄の死から半年後。

どうにか立ち直ったかに見えた潤也は、「絶対にじゃんけんに負けない」という妙な特技を身につけていました。

「兄貴が憑いてるのかも」なんて笑顔で話せるほど、表面的には快復しているように見えます。

 

でも、本当にそうなの?

 

 

殺し屋への連絡先、それを潤也に渡すことを渋るアンダーソン。

兄への手がかりとしてどうしてもそれが欲しい潤也。

 

 

「じゃんけん・・・、しないか・・・・?」

 

 

「俺が勝ったらさ、それをくれよ・・・。いいだろう?」

 

 

 

P1000901a.jpg

 

 

 

ぶっ壊れてるーーー!!!!!

なんだその表情! ヤバイって! 全然立ち直ってないよ。すんげーひきずってるよ!

 

そうです。第二章は第一章の余韻を駆るどころか、フルスロットルだったアクセルを引き絞りすぎてエンジンが妙な回転音を鳴らし始めたのです。

いや・・・。すげーよ覚醒潤也。

第一章の頃は、こんなに病むとは思ってなかったよ。

 

兄の喪失が黒潤也を目覚めさせたようで。

「潤也は優しい子だから」なんて言ってる安藤さんよお。アンタに第二章以降の潤也を見せてやりてえよォォ!!

 

しかも第二章開始早々から殺し屋・蝉が登場するサービスっぷり。おいおい、どんどん面白くなっちゃうぞコレぇ。

 

早くも8巻以降が待ち遠しいコミック「魔王」。サンデー連載を追うもよし、単行本でまとめて読むもよし、な極上の漫画体験です。

僕は待ちきれないのでサンデー連載読んじゃいますが。

ああ! 続きが気になる!!!

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

オマケの感想

 

第二章で、潤也が安藤の写真を見て泣きそうになってるシーンがあったじゃない?

 

P1000896a.jpg

 

どこの若奥さんだ、安藤。

やっぱり、この写真はちょっとどうかと思う。色んな意味で。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

オマケの感想 その2

 

P1000904aa.jpg

 

千葉!!! 

千葉の再登場願う!!!! 頼むぜ大須賀先生!!

 

 

 

[魔王 JUVENILE REMIX] [感想]

 
Category | 魔王 JUVENILE REMIX 感想
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