魍魎の匣 第13話「魍魎の匣、あるいは人の事」
遅くなりましたが、魍魎の匣 第13話「魍魎の匣、あるいは人の事」感想。
しょっぱな、アバンの
一日も早い「科学の再婚」の成就を願う多くの輩に捧ぐ―
にちょっと感動。おお、こう来たか。
元は原作のカバーに書かれていたもの。京極堂シリーズではこういった作品を象徴するようなセンテンスがカバーに書かれているのです。
多くは抽象的過ぎてよくわかりませんが。
で、本編。
関口くんのテンションが最初からMAXでバロスww
「久保の中wwwウヒョーwww」とテンションアゲアゲの関口くんを見て、「やはり君の魍魎が一番大きいようだな、関口君」と、中禅寺さんは冷ややかに申しますが、そもそもそんな人をこういうヤバイ場所に連れてくるのどうなんでしょうか。
久保は既に美馬坂によって頭部だけの状態にされ、この研究所は久保を生かすための人体の代替として用いられている、と語る京極堂。
一同を前に、淡々と事件のからくりが説明されていきます。
事件の説明中、久保のあたりにさしかかると関口さんは感極まったのか「匣の中の娘」の一節を絶叫しはじめる。関口wwwパネェwww
事件の中心にいたのは、加菜子の保護者でもあった雨宮。
雨宮が愛していたのは陽子ではなく加菜子だった!
このロリコン野郎! と言いたいところですが、雨宮が加菜子に対して抱く感情は、異性に対してのそれ、というより、赤ん坊のころから見守ってきた者としての父性愛のほうが強いんじゃないですかね。
加菜子の赤ん坊から成長していくまでのカットが出てきますが、既に死んでいる人間のこういう過去の日常を見るのは酷く悲しい。
結局、京極堂は「全てが終わった後」から事件を知り、解決に乗り出すしかなかったんですね。
しかし雨宮といい久保といい、彼岸に行きすぎだ。
そして関口さんがかなりギリギリな顔になってまいりました。
Bパートは面白演出。
でかいネジの回る不思議都市で対峙する京極堂と美馬坂教授。
どこで喋ってんの、この2人?
で、京極堂と美馬坂の話に、一同が注目している隙をついて、関口くんがよからぬ動きをし始めます。
久保の匣の中身を見ようと近づきますが、すんでのところで美馬坂ブロック! ナイスブロック!
匣の中身なんてデンジャーなもん見たら、元々そっち系の関口くんは、一気に彼岸行きだぜ。
匣に手をかけた時の関口の表情は、なかなかアレな感じでよかったです。関口www
最後は久保と美馬坂が相打ちになり、木場が陽子を逮捕。
花火の演出はアニメオリジナル。
花火の映像が陽子の映画のラストに繋がるのは憎い演出ですね。
エピローグでいさま屋登場!
CLAMP効果で大分きれいないさま屋になっちゃってますが。
雨宮のその後が語られます。
「彼岸に行ってしまった」雨宮と、「彼岸に行かなかった」関口との対比を象徴的に見せて終了。
いいラストでした。
◆◇◆◇◆◇◆◇
いやー、それにしても魍魎の匣ついに終わっちゃったなー。
作画は綺麗だし、演出もいいし、アニメ化大成功! ですね。
実は、アニメ始まる前はそんなに期待してなかったんですが予想外にいい出来で、いい意味で裏切られたかんじ。
それにしても13話という短い話数に、あれだけ膨大な原作のテキストが、よく収まったもんだ。
もしまた、京極堂シリーズをアニメ化することがあるなら、同じスタッフで、2クールぐらい使った「絡新婦の理」なんか見たいですね。
CLAMPデザインの織作4姉妹とか見てみたくね?
サド顔の中禅寺さんが、悪魔悪魔と騒ぐ織作碧を1話まるまる使って虐める、とか面白そうじゃないですか。
しかし、原作ではフェミニズムや村社会における夜這い、少女買売春なんかの微妙な話題も入ってるから難しいですかね?
あ、あと同じ京極作品なら「豆腐小僧双六道中ふりだし」とかどう?
キャラは可愛いし、ラストは盛り上がるしで、いいと思うんだけどなあ。
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